札幌の花とカラーのサロン アトリエ FLORET R
フローラルカラーセラピスト森理恵です。

当ブログのご訪問ありがとうございます。

30年近くの花生活を振り返って、今までの歩みを綴っています。
何故、花の仕事をすることになったのか? きっかけや経緯のご紹介です。

こちらはその⑧です。
これより前の投稿は、花との歩み ←こちらからご覧ください。

小樽への引っ越しと職探し

夫の転勤が第一希望の小樽にめでたく決まりました。

実家の近くに引っ越せる!
友達とも会いやすくなる!
という喜びの気持ちと並んで思ったのは、
「やっとアレンジメントを習えるに違いない!」でした。
習いたいのに習えない…あの時、習っていたら…というジレンマから解放される!と確信しました。

反面、寂しかったのは、アルバイト先の仲間たちと会えなくなることでした。
皆で網走まで流氷を見に行ったり、ボーリングやカラオケボックスに出かけたり、転勤するまでの短い時間を楽しく過ごしました。
道職員の臨時職員だったので、同年代の職員さんや同じ臨職の子達とは気が合い、本当に仲が良く、今でも時折会うことがあります。

小樽に引っ越して1ケ月ほど経ち、暮らしが落ち着いてきたのを見計らって仕事を探し始めました。
とは言っても、主婦業が第一と考えていたのでフルタイムではなくパートタイムを希望。

働きたい1番の理由は、習い事をするからには自己投資のための資金が要ると思ったからです。
夫におねだりして習わせてもらおうなんて気持ちは、これっぽっちもありませんでした。
2番目の理由は、専業主婦でいるよりも、外に出て人と関わり合う方が自分らしいと思ったからです。

寿退社万歳! 専業主婦最高!と思い続けていた元バブリーOLでしたが、その思いは途中で撤回!
「自分のお小遣い位は自分でまかないたい」と感じるようになり、アルバイトを始めたのです。
結婚後から子供ができるまでの5年間での専業主婦歴は、たったの4ヶ月しかありませんでした。

ハローワーク(当時は職安)に行くと職歴(リース会社、クレジット会社勤務)を見た担当の人が、銀行のロビーのコンパニオン(ATMの使い方を教えたり案内する係)を銀行勤務経験のない私に勧めてくれました。
私「銀行勤務経験者って書いてありますけど?」
担当者「金融系にお勤めだったから、多分大丈夫だと思いますよ!」
私「はぁ… じゃあ、聞いてみてもらえますか?(半信半疑)」

その場で銀行の担当者に連絡をするとすぐに面接の日が決まり、あれよあれよと話が進んでいきました。
面接後、その日の内に採用のご連絡を頂き、翌週から勤務が始まりました。
月に14日間の午前中から午後3時までの短時間のパートは無理のない仕事でした。
今は無きT銀行の制服を着て、ATMの前でお客様の対応をするのはとても楽しく、年金受給日に通帳記帳に来るお年寄りが「また会いに来たよ!」と笑顔を見せてくれるのも嬉しいものでした。

仕事が決まったし、これで、習い事も出来る!!
早速、アレンジメントのお教室探しを始めました。

つづく。

 

花との歩み⑨ 一発必中!!