札幌の花とカラーのサロン アトリエ FLORET R
フローラルカラーセラピスト森理恵です。
当ブログのご訪問ありがとうございます。

30年近くの花生活を振り返り、今までの歩みのご紹介です。
あっと言う間の様な、遠い昔の様な気もします。
花の仕事をすることになった きっかけや経緯の鮮明な記憶を綴ります。

どうぞ、ご一読下さい。

こちらはその⑲です。
これより前の投稿は、花との歩み ←こちらからご覧下さい。

夢を叶えるための選択

アレンジメントの2度目のレッスンで頂いた夢のようなお話
帰りの車の中で、すぐに夫に話し、どうしたら良いか相談をしました。

当時、自宅から車で7~8分のお教室へは、夫が送り迎えをしてくれました。
週1回の夜19:00~のレッスンに間に合うように早めに帰宅し、
家で食事を済ませてから送ってもらい、2時間後にまた迎えに来てくれるという協力ぶり。

その後、レッスン時間が前後することも多く、お教室の前で待たせることもしばしばありました。
先生にお電話を借りて自宅にかけると少し前に出たところだったり…その後、話が長引いてしまったり…
携帯電話があれば、「今終ったよ!」とか「もうすぐ終わりそう!」と言えたのでしょうけれど。

それでも、待っていてくれて、話を聞いてくれたことは、今でも本当にありがたかったと思っています。
間違いなく、彼の協力があったからこそ、今の自分があると思っています。

 

大先生から頂いた驚きのオファーのことを夫に話すと

夫「そんなことってそうあることじゃないと思うよ。
損はさせないとまで言ってくれているんだし、
自分が、やってみたいと思うんだったら、やってみたら?

今の仕事を辞めるタイミングは、職場の上司に相談してみたら?
せっかく声をかけてくれた先生を長く待たせない方がいいと思うよ。」

何の疑いも無い肯定的な回答に驚きながら、応援してもらえている安堵感を感じて

私「そうだよね…。 私もそうだと思う!
自分の気持ちとしては、やっぱり、やってみたいと思うし!!
先ずは、職場の上司に相談してみるね!
それから、先生にお返事するわ。ありがとう!」


生け込の仕事をすることを想像してみると
初めて大先生と出会えた北一硝子の2階のギャラリーで、

大先生と若先生に教えて頂きながら、色とりどりの花を手にした笑顔の自分が、
ありありとイメージ出来ました。

気に入っていたT銀行のロビーコンパニオンの仕事(パート)を辞めることを思うと
年金支給月に通帳記帳に来る笑顔のお爺ちゃん、お婆ちゃんに会えなくなるなぁ…と
少し淋しい気もしましたが、自分の夢が叶うことを思えば、選択肢は一つでした。

つづく。

 

花との歩み20 花仕事への第一歩