8月に入りましたね。
今年の夏は、連日の猛暑が厳しく、40℃越えの地域もあり、熱中症で搬送されたり、命を落とされた方もいらっしゃるほど。
道内も先日は、33℃など、黙っていても顔から汗が出るくらいの暑さでした。

水分補給は勿論ですが、塩分補給もお忘れなく。
お水だけを大量に飲むと水分中毒になる恐れがあるそうなので、質の高いお塩も摂りましょう。
スポーツドリンクや経口補水液も上手に取り入れても良いと思います。

 

さて、久しぶりの投稿です。
お知らせしておりました通り、去る7月25日~29日の4泊5日で九州へ行って参りました。
心の友たちが、笑顔で迎えてくれて色々な場所へ連れて行ってくれました。
福岡に入り、その日のうちに大分経由で熊本へ。
パワースポットと言われる場所へも行きました。
それぞれのご紹介は、またゆっくりすることにしますが、気づいたことがあるのでシェアします。

昨今のパワースポットブームにあやかって、色々な場所を多くの方が訪れます。
何故 パワースポットと言われるところに出かけるのでしょう?

パワーが欲しいから?
御利益が欲しいから??
皆が行くから?
誰かが行ったら、佳いことが起こったと聞いたから?

そこで、あなたはどんな時を過ごし、どんなことをしていますか?

念願が叶い、憧れの熊本県 上色見熊野座神社へ連れて行ってもらいました。
長い長い参道の階段を登って、本殿奥の坂道を登って風穴の祠まで行きました。
心地よい風を感じる神域です。

 

そこで目にした素晴らしい光景と並んでいたのは、大きな岩肌に埋め込まれた数えきれないほどの小銭…。
自然の神々が座する場所で時折見かける、勘違いのお賽銭…。
願いを叶えたい…という思いで岩や石を積み上げていたり、パワーストーンが置かれていたり…。

それらは全て、我欲=エゴであると言えるのではないでしょうか…?
ちゃんとお賽銭箱が置かれているのに、わざわざ岩肌に置いたり、めり込ませたり…意味のないことです。
そんなことをしても神様はお喜びになりません。

そもそも、お賽銭の意味とは…

賽銭(さいせん)とは、祈願成就のお礼として神や仏に奉納する金銭のこと。
元は金銭ではなく幣帛・米などを供えた。
賽は「神から福を受けたのに感謝して祭る」の意味。
wikipediaより


私は、個人的にはお賽銭も御朱印も、長きにわたり沢山の人々の心のよりどころとなり
時に励まし、時に厳しさでお導き頂き、また、願いを叶えてくれたことへのお礼と
神社の保護、存続にお役立て頂けたら…という感謝の気持ちで納めています。

30℃以上の暑い中、風を感じながら、ふと気づいたことがあります。

パワースポットという場所は、パワーをもらうだけの場ではなく
そこにたどり着けた自分のパワーに気づき、
日々、つつがなく過ごせたことに感謝する場所なのではないか?

ということです。

 

鳥居をくぐり、参道を進みながら罪穢れを落とし、素直な自分に還るひととき。
『穢れ』は『氣枯れ』

素晴らしい御神氣に触れることで『氣が満ちていく』のを実感します。
神社は、神様の前で自分と向き合い誓いを立てる場所なのだと思うのです。

参拝を終えて前を見ると、阿蘇五岳のひとつ『根子岳』が迎えてくれました。
昔話によると、根子岳が悪さをしたので神様に木の枝で叩かれ、山頂がギザギザになった…なんていうエピソードも^^
どんな悪さをしたのでしょうね?(笑)。

そんなおちゃめな根子岳をバックに記念撮影☆
清々しい3人の笑顔です^^

もう少し、マイペースで九州旅のこと綴りたいと思います。
写真からパワーを感じていただけたら幸いです。