今年に入ってから、
「ブログの『花との歩み』を読みました。続きはいつになるんですか? 楽しみにしています。」
と数名の方に言っていただきました。

繰り返し聞かれる(言われる)…これもタイミングなのかな?と思い、またマイペースで書いてみることにしました。
お時間のある時にお読みいただけましたら幸いです。


バブリーOLの頃に嫁入り修行で始めた生け花から始まり、フラワーアレンジメントにたどり着くまでのストーリーは下記のリンクより、お時間のある時にでも ご一読下さい。

まだまだ続きがあるので、書ききれていないのですが、1~26まであります。
菊地理恵が森理恵になった経緯も分かると思います^^
ちなみに、昨年の6月からはビジネスネーム 菊池理恵(本名 菊地理恵)になっております。

では、つたない文章ではありますが、お楽しみいただけましたら幸いです。

ブライダルブーケ専門『アトリエ 花れん』設立

フラワーアレンジメントを学びながら、小樽北一硝子とベネチア美術館でお花の生け込みのアシスタントをしていた平成6年頃。
ブライダルブーケをオーダーメイドする『アトリエ 花れん』を花仲間4人で立ち上げて活動をしていました。
元々、メンバーの1人が知人に頼まれた2個のブーケを皆で作ることになり、そこから仕事になっていった感じです。

先ずは、告知するための営業ツールが必要だということになり、各自が作ったブーケを写真撮影。
しかし、当時の私は、まだ一眼レフカメラを所持しておらず、誰のカメラで撮ったかも忘れてしまいました。
そのデータを使って名刺や葉書を作りました。

当時は、インターネットが一般家庭に普及する前のことです。
4人で小樽の印刷屋さんに駆け込んで、なるべく低コストで、でもカラーでお洒落に作って欲しいとお願いしました。
印刷屋さんのデザイナーの女性がパソコンの前で、こんな感じはどう?とテンプレートに当てはめてくれました。
そこに刻まれた自分の名前を見て「プロみたい^^♪」と嬉しく思ったのは遠い昔のことの様です。
「グループ名があるのなら、ロゴマークがあった方がいいよ!」と言われ、3人の命により私が描いたロゴも入っていました。
チューリップのモチーフに『established 1994 』と入れました(懐)。

かくして、名刺とハガキをそれぞれ50枚ずつ持って活動をスタートしました。

4人のうちの1人はOL、残りの3人は主婦でしたので、誰もが生活がかかっている話ではありませんでした。
副業とも言えないほど、ゆるく楽しい活動でした。
しかし、クチコミでそれなりにオーダーを頂き、仕事としての意識は芽生えていきました。

つづく。

花との歩み28 ブライダルブーケのクオリティを上げるために