ブライダルシーズンと言えば、ジューンブライドの6月。
そして、暑い季節を避けての秋、10月、11月も挙式が増える時です。

勿論、花嫁様の大好きなお花で創るブーケですが、思い出に残る季節のお花を入れ込むのもステキです。
例えば、春のブーケにはスズランやライラック、夏のブーケには紫陽花やひまわりなどを選ばれる方が増えます。
では、秋のブライダルシーンならではのお花は?と言えば、コスモスがおススメです。
昭和時代のヒット曲に山口百恵さんの『秋桜』という花嫁が嫁ぐときの思いをこめられた曲があり、昔は秋の花嫁の代名詞と言われていました。
平成を経て、令和の時代ではありますが、秋風に揺れるコスモスに癒されるのは日本人の国民性かもしれません。
…というのも古いでしょうか?(笑)。
まぁ、昭和生まれですからね(笑)。

先日のブーケレッスンより。Sさんの作品です。

ロマンティックなピンクの花々をギュッと集めました。
上品な色合いがステキなホールカーネーションをふんだんに使い、リシアンサス(トルコキキョウ)を合わせています。

ポイントはコスモスです。入れ過ぎると花芯の黄色が雰囲気を損ねてしまうので、絶妙な分量とポジションで。

ワックスフラワーの小さなお花が沢山のしあわせを咲かせているようなイメージです♪

ほんの少しだけアクセントとしてリキュウソウのグリーンを添えて単調にならないようにしています。

黒背景で撮ってみると、印象が深まります。
濃いめのドレス、大人花嫁にもお似合いのブーケだとお分かり頂けると思います。

ブライダルブーケも慣れると意外と簡単に作れます。
ブライダルブーケ専科のレッスンも楽しいですよ^^♪

フラワーアレンジメント