今年に入ってから、
「ブログの『花との歩み』を読みました。続きはいつになるんですか? 楽しみにしています。」
と数名の方に言っていただきました。

繰り返し聞かれる(言われる)…これもタイミングなのかな?と思い、またマイペースで書いてみることにしました。
お時間のある時にお読みいただけましたら幸いです。

バブリーOLの頃に嫁入り修行で始めた生け花から始まり、フラワーアレンジメントにたどり着くまでのストーリーは下記のリンクより、お時間のある時にでも ご一読下さい。

まだまだ続きがあるので、書ききれていないのですが、1~27まであります。
菊地理恵が森理恵になった経緯も分かると思います^^
ちなみに、昨年の6月からはビジネスネーム 菊池理恵(本名 菊地理恵)になっております。

では、つたない文章ではありますが、お楽しみいただけましたら幸いです。

↓最初から読みたいという方は下のリンクよりどうぞ^^

↓ひとつ前の『花との歩み27』は下記よりどうぞ^^

花との歩み27 ブライダルブーケの『アトリエ 花れん』設立

花との歩み28 ブライダルブーケのクオリティを上げるために

アレンジメント教室の仲間4人でスタートした『アトリエ 花れん』
口コミのみで、徐々にブライダルブーケのオーダーは増えていきました。

一生に一度の晴れの良き日を彩るブーケをお届けすることで花嫁様に喜んで頂けることが嬉しくて、
より良いご提案が出来ないだろうか?
そう考えた時に思い浮かんだのが『ブーケを残しておくこと=押花額にすること』でした。

結婚式のセレモニーや披露宴の2時間ほどで役割を終えてしまうブーケを
記念に遺すことが出来たらステキ…その思いを形にできるのは押花だったのです。
プリザーブドフラワーもレカンフラワーも無い時代のことです。

4人で押花を学ぼうという話になったのですが、私だけタイミングが合わずに出遅れてしまったのです。
3人がY式押花の教室に通い始めると同時期に、私の花バイブル『花時間』で『F花倶楽部のインストラクター養成講座』を見つけました。
半年間(全12回)の短期集中講座でインストラクター資格が取れるというもので、作品サンプルもF式押花よりも今風で、色も美しく心を惹かれるものでした。
しかも、その頃の私は、結婚4年目でそろそろ子供も欲しいなぁ…と思いはじめていた頃で、直ぐに妊娠したとしても、半年間なら安定期の内に終了することが出来ると思いました。
ゆっくりと押花を習うよりも短期間で資格が取れるということは、とても魅力的だったのです。
この時代、先生と呼ばれる人は長い年月をかけて学ばれた方という認識でしたので、当然インストラクター資格を取ったからといって先生になれるものでは無いと思っていましたし、教えるつもりも全くありませんでした。

会場は札幌のかでる2・7でしたので、小樽から高速バス1本で通えるアクセスも良好!!
10時~15時の講座は、主婦業にも支障をきたさない余裕の時間配分でした。
早速申し込みをして、半年間通うことにしました。

ちょっとしたタイミングのズレが、その後の私の人生を大きく左右することになるとは思いもよりませんでした。
『正しい時に正いことは起こる』というのは私の持論ですが、正にあの時も『正しい時』だったとしか思えません。

つづく。

花との歩み29 出遅れた理由と意味