ゴールデンウィーク前半、10年ぶりに函館へ行ってきました。
滞在の二日間は、晴天に恵まれ、見頃の桜の花と青空を満喫することが出来ました。
街中が桜色に包まれて、目にするたびに優しい気持ちになり、日本人に生まれて良かったと心底思える季節です。
私にとっての函館は子供時代14年間を過ごした思い入れの深い第二の故郷です。
生まれ故郷は小樽なので、港町が私のルーツであり、海は心の故郷なのです。
函館では、五稜郭公園の近くに住んでいたので、桜の季節には必ずお花見に出かけました。
お堀の輪郭通りに植えられた桜は、五稜郭タワーから見下ろすとピンクの星形が可愛らしくて和みます。
そこに古き良き思い出がプラスされて、懐かしさでいっぱいになりました。
両親と早朝の散歩に行き、お堀の鯉にパンの耳をあげたこと。
幼稚園の時には、運動会の会場でもあったので、パン食い競争もしました。
小学生の時には、級友達とソフトボールの練習をしたり、ソリ遊びをしたり。
中学生の時には、好きな男の子とお堀の周りをおしゃべりしながら歩き続けるデートなど♡
当時の私は読書少女だったので、本の貸し借りをして、ストーリーについて語ったりしていました。
色々な思い出がよみがえってきて、密かにキュンキュンしていました(笑)。
桜色(ピンク)には、そんなノスタルジーに誘う効果があります。
ロクシタンのcherry blossomの香りに人気があるのもうなづけますね。
優しい幸せに包まれる…そんな甘美な美しさを感じさせてくれるものなのでしょう。
さて、お知らせにも書きましたが、昨日から一泊二日で、研修、打合せで上京中です。
このブログは機内で、iPhoneのメモに書いています。
新千歳空港を離陸した直後に窓から眼科の山並みを見下ろすと、あちらこちらにピンクの桜が散りばめられたみたいに咲いていました。
誰にも見られることもないかもしれないけれど、今を盛りと咲いている桜たち。
いえいえ、空から見ちゃいました(・∀・)キュンキュン!
しっかり、癒しを頂きました。
私達も自分では気づかなくても、何かの、誰かの役に立っていることもあるのかもしれませんね。
全てに意味があり、役割があります。
自分らしく生きることが何よりの役割なのかもしれません。
自然は教師、地球は神様。
そんなことを伝えてもらえたような気がします。