普段から自愛の大切さをお伝えする『宇宙真理講座』を開催している菊池理恵です。

『自愛と我儘の違いが分からない』
そう仰る方も多いので、ちょっとしたエピソードや例え話で考えるきっかけをお届けしたいと思い至り、ブログに書いてみることにしました。

ご参考まで、ご一読下さいませ。

一度きりの人生だから、色々な体験をしたい。

自分の思いを叶えるために、万障繰り合わせて時間を作る。
と言うよりは、自分の時間を確保して、残りの時間でスケジュールを調整して、こなす。
数年前の私には、こんな簡単な事が出来ませんでした。

個人事業主としての活動は、仕事が入らなければ、それがオフだと思っていたのです。
結果、朝から晩まで予定が埋まっている日もあれば、午後だけ仕事が入っている日もある。
昔使っていたマンスリーカレンダー式の手帳の殆どの日に仕事が入っている=終日オフがない そんな状況でした。


※マンスリーカレンダー式の手帳イメージ

仕事をさせてもらえるということは、何よりありがたいことですが、気がつけば空いている時間にもブログの更新、サイトのリニューアル、原稿の締め切り、当時は帳票類(チラシetc.)も自分で作っていたので(Wordとパワポ使用)新規クラス募集の春と秋には肩凝りや手首の痛みに悩まされたものです。

だんだんとスケジュールが増えてきて、文庫本サイズのマンスリー手帳では管理しきれなくなりました。
そこで、思い切ってA5サイズのヴァーティカルタイプの手帳(アクションプランナー)に切り替えたのが今から13年前のことです。

当時、アクションプランナーを考案した佐々木かをりさんの手帳セミナーにも参加しました。
今では珍しくない手帳セミナーの先駆けと言っても過言ではないと思います。
ヴァーティカルタイプの手帳も今の様に浸透していなかった時代です。
参加者の殆どがサラリーマンでした。

時間の見える化を図った途端に自分の時間を持つことの大切さに気づくようになりました。
しかし、長年の癖で、最初の内は空きがあると無理をしてでも予定を入れてしまい、後からシンドイ思いをすることもしばしばでした。

自己犠牲 ⇔ 自愛

過去の私は、自分の予定を削ってでも、誰かのために時間を調整することが当たり前だと考えていたのです。
何の疑問も感じずに、良かれと思って身を削っていたのですね。
そんなことを繰り返している内に体調を崩したりして、それまでのやり方が違っていると気付かされる出来事にも見舞われました。(サラッと書いてますが、結構大変でした(^-^;)

そこで、しっかりと公と私の区別、バランスの取り方について考え直す機会に恵まれたというわけです。
(お灸を据えられたとも取れるかもしれませんが、敢えて恵まれたという表現にしています。本当にそう思っているからです。)

行き当たりばったりも好きですが(笑)
計画を練って、効率的に物事をこなすことも好きです。

寄り道も好きですが、ショートカットも大好きです(笑)
そんな自分の好みもスケジュールに落とし込んで、バランスを取れるようになりました。

自分との約束を守ること=自愛

先ず、自分の時間はしっかりと確保すること。
それは、自分との約束をしっかりと守ることにもなります。
もっと言えば、自分を大切にすることでもあるのです。

それは、自愛なのですね。

長くなりました。
後日、例を挙げて追記したいと思います。