札幌の花とカラーのサロン アトリエ FLORET R
フローラルカラーセラピスト森理恵です。
当ブログのご訪問ありがとうございます。

30年近くの花生活を振り返り、今までの歩みを綴っています。
何故、花の仕事をすることになったのか? きっかけや経緯のご紹介です。

子どもの頃のエピソードも添えてみました。
アトリエ FLORET Rの出来るまで…どうぞ、ご一読下さい。

こちらはその⑭です。
これより前の投稿は、花との歩み ←こちらからご覧下さい。

子どもの頃の私 eposode1

そもそも、突然花が好きになった訳ではありません。

子どもの頃から何度となく「大きくなったら何になりたいですか?」と聞かれ、
1番鮮明に覚えている答えは「小鳥屋さんになりたいです!」でした。

小鳥屋さん…?

そう、小鳥屋さんです(笑)。

お花屋さんと答えたことは1度もありませんでした。

当時は、ペットショップという言葉すらなく、
幼少期を過ごした函館には、金魚屋さんと小鳥屋さんがありました。

小学生の頃、段ボール箱に入れて捨てられている仔猫や仔犬を見ると
どうしても見過ごすことが出来なくて、何度も連れて帰って、飼いたいと言ったものです。

その度に「家は官舎だから、犬や猫を飼うことは出来ないのよ。返していらっしゃい!」
そう言われ、毎回、泣く泣く元の段ボール箱に返しに行ったものです。(学習していないw)

高学年になった時には、友達と工事用資材置き場のコンクリート管の中で
コッソリ仔猫を飼っていました。

カツゲンの瓶に指サックを付けた哺乳瓶で牛乳をあげたり、
少し大きくなると、紙皿に牛乳とかつお節を浸して食べさせていました。

放課後、一度家に帰ってから、雨の日も風の日も通い詰めた資材置き場。
工事のおじさんに見つかったのか、誰かに連れて行かれたのか、脱走したのか、
ある日突然、仔猫が姿を消すという結末が、お約束のパターンでした。
その夜は「きっといい人に飼われていますように!」と枕を濡らしたものでした。

 

つづく。

 

花との歩み⑮ 子どもの頃の私spisode2