札幌の花とカラーのサロン アトリエ FLORET R
フローラルカラーセラピスト森理恵です。
当ブログのご訪問ありがとうございます。
今年で22年目となったアトリエ FLORET R
近頃になって「どうしてこの仕事を始めたのですか?」と聞かれることが続き
30年近くの花生活を振り返り、今までの歩みを綴っています。
花の仕事をすることになった きっかけや経緯のご紹介です。
どうぞ、ご一読下さい。
こちらはその⑯です。
これより前の投稿は、花との歩み ←こちらからご覧下さい。
2度目のアレンジメントレッスン
念願叶っての記念すべき第1回目のアレンジメントレッスンは、
十二分に私の気持ちを満足させてくれるものでした。
今のようにその場でスマホで写真を撮り、
自分の作品アーカイブをまとめることなど出来ない頃です。
翌朝、レッスンの為に用意したブルーの花柄のルーズリーフ(B5)に鉛筆で作品のスケッチをしました。
朱赤のガーベラをメインにしたオレンジとイエローの花合わせでした。
それはまるで、私のお花への情熱、やる気、目覚めを表す赤。
ポジティブな気持ちとワクワク感、アーティスト気分を満たし、新しい人との交流を楽しませてくれるオレンジ。
イエローは、好奇心に溢れる気持ち、やっと念願叶って学べることへの幸福感を表しているようでした。
赤とオレンジとイエローの組合せが好きかと言えば、そうではないのですが、
高揚する気持とシンクロしていたことと、とにかく嬉しくて満足感でいっぱいでした。
レッスンは週一なので、すぐにその日になるはずなのに、一日千秋の思いで心待ちにしていました。
勿論、銀行のパートと主婦業を両立させながら、
頂いたテキストと作品のスケッチ、花バイブル『花時間』を暇があれば見ていました。
待ちに待った第2回目のレッスン。
1回目と同じ形にチャレンジするのは、初めてのことではないものの
花材が違うことで扱いが変わって色々な工夫が必要になりました。
半球型に生けるだけのことですが、お花1つ1つの表情、
ステム(茎)のラインを見て(読んで)デザインすることは、
同じ形を作るはずなのに、全く違う作業のようにも感じられて、それがまた新鮮な楽しさになりました。
やっぱり、お花って楽しい♫
やっぱり、私がやりたかったのはアレンジメントだったんだ。
ワクワクしながら、若先生に見ていただくのを待っていると
隣の部屋から顔を出した大先生に
「森さん、ちょっと来てもらえる?」と手招きされました。
つづく。